ホワイトニング

ホワイトニングとは

ホワイトニングとは、歯自体の色を、ブリーチング剤を用いて改善する審美治療です。

日本人の歯は、エナメル質が薄く、内層の象牙質が透けることにより黄色がかって見えるので、歯の色を気にしている方が多くいらっしゃいます。
これまで、歯を白くするためにわざわざ健康な歯を削って白い人工の歯を被せたりしていましたが、最近では、アメリカから優れたホワイトニングペーストシステムが輸入されるようになり、歯を削らないで、しかも手軽に、歯を白くすることができるようになりました。

こちらは実際にホワイトニングペーストを使用したかたの写真です。
ホワイトニングをはじめる前ホワイトニングを行った後

最初の2週間で、週5日×30分ずつ、次の2週間で、週1回×30分ずつのホワイトニングを行い、その後、2週間経過した状態です。(使用期間や回数は、使う人によって異なります)
バンディング(色むら)もなく、知覚過敏や歯肉炎も起きず、良好な結果が得られています。

ホワイトニングに用いるペーストは、過酸化物質が主成分になっていて、その漂白力で歯を白くします。
ゆう歯科クリニックでは、アメリカの老舗であるDISCUS社の製品をお勧めしています。
また、ホワイトニングは虫歯などの疾患治療ではないため、保険外診療になります。

保険外診療
およそ35,000円

・適応診断料20,000円

・マウストレー片顎5,000円×2

・ホワイトニングペースト代

(ホワイトニングペーストは輸入商品であるため、価格が変動します。)

ホワイトニングの種類

ホワイトニングは歯科診療所のみで行う「オフィスホワイトニング」と、ご自宅でご自身で行う「ホームホワイトニング」とに分けられます。
どちらも、歯の表面に漂白効果のあるペーストを付けてホワイトニングをします。

◆オフィスホワイトニング

  • 短時間で効果を上げるために高い濃度のペーストを用います。

◆ホームホワイトニング

  • 比較的 濃度の低いペーストを用いて何回も行うことにより、効果を得ることができます。

ゆう歯科クリニックでは、オフィスホワイトニング用とホームホワイトニング用のどちらのペーストも用意することはできますが、歯や歯ぐきに刺激が及びにくく、痛みが出にくいという点から、ホームホワイトニングをお勧めしています。
ご自宅で、ご自身で、好きな時間に追加ホワイトニングができるのもメリットです。

▲ ページトップへ

ホワイトニングの手順

1.説明

ホワイトニングによって有効な効果が得られると考えられるものは、加齢、遺伝、喫煙などによる歯の変色が挙げられます。したがって、歯の掃除など、ホワイトニング以外の保険診療で対応できる場合には、そちらをお勧めすることもあります。
また、ホワイトニングによって得られる効果には、個人差があります。希望されるほどの効果が得られない場合がありますので、ご了承ください。

ゆう歯科クリニックでは、ホワイトニングをはじめる前に充分にお話を伺い、ご説明いたします。その後、歯科医師による適応診断を行っております。

▲注意事項
・ホワイトニングの効果はおよそ半年です。使用を中止すると、だんだんと元に戻っていきます。

・最初は、バンディング(色むら)を起こすことがあります。その場合、使用を続ければ良くなる場合と、中止をしたほうが良い場合がありますので、歯科医師の診察を受けてください。

・知覚過敏が起こることがあります。強くしみる場合は使用を中止し、歯科医師の診察を受けてください。(できるだけ知覚過敏を起こしにくいような製品をお勧めいたします)

・ごくまれに、過敏症状を起こすことがあります。歯ぐきにペーストが付かないように注意して下さい。

・妊娠中および授乳期間中の使用はしないで下さい。

・ホワイトニング期間中やホワイトニング直後は、歯に色が付きやすくなっています。コーヒー・お茶・赤ワインなどの色の濃い飲み物や、カレー・ミートソース・麻婆豆腐などの色のつきやすい食べ物は控えてください。

・タバコは控えていただくか、最小限にして下さい。

・できるだけ、継続してお使いください。

2.適応診断

ホワイトニングに適しているか、以下の3つの診断を行います。

・歯科医師による診断
歯科医師が、ホワイトニングに適しているか、また、どのくらいのホワイトニング効果があるかを診断します。
バンディング(色むら)や知覚過敏などのリスクがどのくらいあるか、またご本人がどのくらいの効果を期待されているかなども加味して、ホワイトニングの適応を診断し、そのかたにとって適切な製品を選びます。

ただし、ホワイトニングの効果には個人差がありますので、希望されるほどの効果が得られない場合があります。ご了承ください。

・色調解析装置の計測による診断
ゆう歯科クリニックでは、見た目の評価だけではなく、客観的に効果を判定するために、OLYMPUS社製の高精度な色調解析装置を用いて計測しています。
治療の前後に歯の色を測定しますので、どのくらい歯が白くなったか、ホワイトニングの効果を数値でも知ることができます。

このページの上方にある「使用前」「使用後」の写真を実際に計測したのが、このデータシートです。
写真のかたは、3〜4シェード分の充分なホワイトニング効果が得られたことが、数値からも確認できました。(シェードについては次の項目で説明しています)

使用前使用後

・シェード(shade)設定による診断


ビタシェードガイド

英語でシェードというと「日よけ」のことですが、歯科では「歯の色調」のことを言います。
ホワイトニングではその色調が指標になりますので、どのシェードを目標に設定するか?が、特に重要になります。
そこで、歯の色調の世界標準となっている「ビタシェードガイド」を明度順に並べて、それが何段階変化したかを計ります。
写真のガイドは、左側から B1 - A1 - B2 - D2 - A2 - C1 - C2 - D3 - A3 - D4 - B3 - A3.5 - B4 - C3 - A4 - C4 と、右に向かって順に暗くなっていきます。

保険外診療
・歯科医師による適応診断
・色調解析装置の計測による診断
・シェード設定による診断
計20,000円

▲ ページトップへ

3.マウストレー作製

ホワイトニングに適応すると診断されたら、まず、歯全体の掃除をします。
その後、ペーストを歯に保持するための、マウストレー用の型採りを行います。
マウストレーには1mmの薄厚EBA樹脂を用います。そのかたの歯にぴったり合ったものができますので、ペーストを歯に確実に定着させることができます。
マウストレーは、できあがりまで2週間ほどかかります。

保険外診療
ホワイトニングマウストレー 片顎 5,000円 上下で10,000円

▲ ページトップへ

4.ホワイトニング開始

マウストレーとホワイトニングペーストが揃ったら、いよいよホワイトニング開始です!
キットをお渡しする際に、使用方法をご説明いたします。
実際にお使いになる前に、キットにあらかじめ入っている注意事項をよくお読みください。
こちらのホームページに書いてある注意事項も、併せてお読みください。こちらからLinkIcon

<使い方>
・マウストレーにペーストを塗布し、歯に装着します。
・歯にマウストレーを装着してから30分 経過したら、洗口します。

<使用時間>
・毎日30分の漂白を、2週間 続けていただくのが基本ですが、ひとりひとりの状態に合った使用時間や回数を提案させていただきます。
・1週間ごとに確認のための診察を受けてください。詳しくは次の項目で説明いたします。

<取扱い上の注意点>
・ペーストが歯ぐきに触れないように、充分、注意してください。
・ペーストがシリンジから漏れる可能性があるため、キャップをきちんと閉めて保管してください。

歯が過敏になり強くしみることがあります。その場合は、いったん使用を中止していただき、診察を受けてください。
使い方がわからなくなった場合など、お聞きになりたいことがあれば、いつでもご相談ください。

▲ ページトップへ

5.確認のための診察

ホワイトニングの状況を確認するために、基本的に3回の診察を受けていただきます。

<1回目の確認>
ホワイトニング開始から1週間後に来院していただき、使用感などをお聞きします。歯と歯ぐきの状態を確認し、歯の掃除や写真撮影などを行います。

<2回目の確認>
ホワイトニング開始から2週間後(もしくは1回目の確認の1週間後)に、2度目の来院をしていただき、再び状態を確認します。歯や歯ぐきの状態、お使いになられる頻度、効果に満足されているか?などから、今後の方針を検討いたします。ですから3度目の来院日は、状態を確認するのにベストだと思われる日を、こちらから提案させていただきます。

<3回目の確認>
これまでの経過と併せて、歯と歯ぐきの状態を確認させていただきます。

お使いになられているマウストレーとペーストを確認いたします。
毎回、お持ちになってお越しください。

ペーストの追加が必要な場合は、ペーストの費用だけで続けることができます。
また、歯の表面の再石灰化を促進させるために、GC社製MIペーストなどのジェルを用います。